プレスリリース

2008年2月13日

燃料節減効果の高い省エネ装置”MT-FAST”を開発
NYK建造中チップ船に搭載し、6月に運用を開始

弊社、株式会社MTI(Monohakobi Technology Institute、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:安永豊)とツネイシホールディングス株式会社(本社:広島県福山市、代表取締役社長:神原勝成)はこのたび、燃料節減効果を期待できる新たな船体付加物(注)”MT-FAST”を開発しました。

■ 新しい船体付加物”MT-FAST”の特長
新しい船体付加物”MT-FAST”は、開発した両社MTI、Tsuneishi(ツネイシ)とその特徴である Falcate(鎌状の)Attachable(取り付け可能な) Stator(固定翼)の頭文字をとり命名しました。(商標登録出願中)

MT-FAST”はプロペラ前方に複数の翼を取り付けることで、プロペラの回転から生まれる旋回流による損失エネルギーを回収する効果があります。その燃料節減効果は実験において約4%の効果が確認されています。また新造船だけでなく既存船に取り付けることも可能です。

MT-FAST logo

■ 開発の背景
昨今の環境問題、燃料費高騰という状況において燃料節減対応は急務となっています。そこで燃料節減対応策の一つとして汎用性の高い船体付加物を開発しました。

■ 今後について
本年6月に就航予定の日本郵船株式会社が運航するチップ船に搭載を予定しています。その後、日本郵船および日本郵船グループ会社が運航するばら積み船を中心に搭載隻数を増やし、大洋航海中における燃料節減効果を把握することで、さらに改良を図ります。(特許出願中)

注:船体付加物
水面下の船体に何らかの物体を取り付け、損失したエネルギーを回収する装置。元来、省エネとなる船舶を設計するには船型自体を最適化する必要があるが、一般商船では積高確保のため、船型だけで省エネを実現するには厳しい状況にある。船体付加物は燃料節減に効果的と期待されている。

本件の問い合わせ先
株式会社 MTI広報担当
TEL: 03-5222-7877

以上