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WATER BAG 〜輸送試験レポート〜

MTIが誇るオンリーワン技術、「水バッグ」を用いた水輸送試験がこの度、和歌山県新宮市新宮港―徳島県阿南市富岡港間で実施されました。
そこで、今回の特集記事では、3月の水バッグ輸送試験の全容をご紹介し、さらに水バッグのことを皆さまにもっと知っていただくために、水バッグ輸送ならびに水バッグの製作について、MTI正林研究員に話を聞きました。それでは、これより正林研究員のインタビューレポートをお届けします。

正林研究員
正林研究員

Q.1 水バッグとは何ですか?

巨大な水枕

水バッグ(新宮港にて)
水バッグ(新宮港にて)

―簡単に言うと、特殊な膜材で出来た巨大な袋に水を入れて、タグボートで曳航して水を運ぶ技術のことです。
水バッグによる水の輸送は、水の値段に見合ったコストで水を輸送することが出来ます。なぜなら、同じ量の水を運ぶ船舶と比べて水バッグの建造コストは大幅に低く、また輸送の際に小さなタグボードを運航することにより、同じ量の水を運ぶ船舶と比べて運航コストも低くなるというメリットがあります。

Q.2 想定する水バッグの利用用途は何ですか?

―日本国内では、渇水対策の一環として、水の輸送、貯蔵手段として利用していただきたいと考えています。海外では淡水プラントに代わる恒久的な水供給手段としてご利用いただくことも視野に入れています。

日本初の水バッグ輸送実験の実施

MTIは平成19年3月2日〜3月4日の間に、和歌山県新宮市新宮港〜徳島県阿南市富岡港間(図1参照)で日本初の水バッグによる海上水輸送試験を独立行政法人水資源機構と共同で実施いたしました。

水バッグ輸送実験航路

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