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安永社長にインタビュー「MTIトップに聞く!2」2

MTIの印象は

ひとことで言うと、非常に若い会社で、(郵船にいないタイプの人も含めて)いろいろな人がいて、ダイナミックな会社であるという印象です。3年経っていることもあって、初心に立ち返った上でさらに、もう一回やろうぜという気持ちをみんなに持ってもらいたいと思います。これまで営業のニーズをもっと聞きなさいと言ってきて矛盾するようですが、一方でシーズの探求をやり続けてほしいとも思います。こんな開発をしたいとか、こんな技術が役立つとか、どんどん提案してほしいと思います。そのような声を上司にどんどんぶつけていってもらい、いろいろなアイデアをあげていき、調査・分析をして、それらの研究の実現に向けて進めていきたいと思います。これを日本郵船にも社外にも、どんどん発信をしていきたいし、シーズの探求、自分が本当に面白いと思うネタを探求し続けてほしいと思います。

特にRFIDや環境のフィールドについては、MTIが一番得意とする分野になっていきたいし、日本郵船が環境に強いのはMTIがあるからだと言われるようにならなければならないと思っています。そういう意味でも、環境、省エネのシーズ探求は積極的にやっていってもらいたいです。これは、自分がやっている仕事に関係あろうとなかろうと、担当の仕事の枠から飛び越えても構わないと思います。そういう中で出てくる、こんな技術が必要だ、こんないい技術があるという提案は大歓迎です。そして、そういうものがあがってくる仕組みも作りたいと思っています。

MTIの魅力について

MTIには様々なバックグラウンドの人たちが和気藹々としていて、社外の人も含めてオープンに様々な研究・ディスカッションができる場が提供されています。そして、そのオープンな場にどんどん新しいテーマを持ち込み、その場の中にいろいろな人が加わることができる、いきいきとした場の雰囲気があります。MTIはそんな既成概念にとらわれない、新しいことを気軽に身軽に進めていける機動性みたいなものを持っており、これが多くのテーマを生み出してきていると思います。

人材育成と技術戦略という2つの全く異なるものをもっているMTIの強みとは

MTIが研究開発部門と人材育成部門との2つを持っている強みは、技術開発をしている人が自分の専門分野を教えることができるということです。我々はNYKグループにおいて、NYKグループの社員であれば技術系のどういう知識が必要であるか、技術側面からの人材像、知識を教えていくことができると考えます。

人材育成部門がNYKグループに対して、現在運営している事務系のプログラムはもちろん大切ですが、そこに我々の研究員の人たちがもっと寄与できないかと思っています。おそらく、これを実現することによって、営業と技術が近づくという面でも必ずプラスになっていくだろうし、営業、事務職の人たちに技術のことをもっと教えていくことが、われわれの使命だと思っています。

MTIはこれがきちんとできるところになっていきたいです。もちろん、いまの講座の中にも技術系のものは入っていますが、もっと強めていかなければなりません。

そこで、社内だけでなく、社外に対しても我々のもっている技術について講義をしていく場をたくさん設けていきたいと思います。そこに日本郵船グループの社員に来てもらっても構わないし、外の方ももちろん呼んで、その中で外の社会とのつながりもできていくだろうし、ある技術テーマについて興味のある人が集まってきてもらえるよう、“この指止まれ”を発信できる形をどんどん設けていきたいと思います。

これが、2008年に実現したい目標です。

“モノ運びのプロの育成をしていく”ことについては、船周りの技術だけでなく、RFIDの技術や物流のビジネスモデルも含めていろいろな観点から教えていけることはたくさんあると思うので、それを人材育成プログラムに組み込んでいくことでMTIが技術開発と人材育成の部門を両方もっている意味をみんなに理解してもらうようにやっていきたいと思います。

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