鮮度保持輸送

CAコンテナによる青果物輸送 – 低コストと鮮度保持を両立

日本政府は成長戦略の一環として、2025年までに農林水産物・食品の輸出額を2兆円に、2030年までに5兆円とする目標を設定ましたが、特に果物や野菜などの青果物輸出においては、海外市場における販売価格を高額化せず、かつ鮮度を維持した海上輸送が必須となります。
当社では、空気組成をコントロールして食品の品質劣化を防ぐ特殊海上
リーファーコンテナ「CA(Controlled Atmosphere)コンテナ」を活用して、海上輸送による青果物輸出の拡大に貢献しています。このCAコンテナによる海上輸送は、空輸と同等もしくはそれ以上の高品質を保ちつつ、空輸に比べ輸送コストは約10分の1に抑えられることから、青果物の輸出関係者から注目を集めています。

福岡大同青果株式会社をはじめとして、茨城県や豊橋市などの行政機関のCAコンテナ陸上蔵置試験や輸送実験への協力を2013年に開始しましたが、現在ではシンガポール、タイ、香港、マレーシアなどの東アジアや北米、欧州への日本産青果物輸出に利用されています。

なお、CAコンテナ輸送で培った多くの知見はオーシャン ネットワーク エクスプレス ジャパン株式会社へ引き継いでおりますので、お問い合わせ等はオーシャン ネットワーク エクスプレス ジャパンへお願いします。

CA輸送とは

通常、青果物は収穫後も呼吸し、成長、成熟しており、呼吸のためのエネルギー源として自身の糖分を使うため品質が低下していきます。
CA輸送は、リーファーコンテナ内の空気組成をセンサー制御し、低酸素・高二酸化炭素状態へと人工的にコントロールすることで青果物の呼吸作用を制御するもので、低温との組み合わせによって青果物は「冬眠状態」となり、品質低下スピードが遅くなり鮮度を保つことができます。
さらに、湿度の調整機能を当社独自の技術で付加(特許出願)することで青果物の乾燥を防ぎ、より長期間の鮮度保持を可能にしました。

 


本件に関するお問い合わせ

オーシャン ネットワーク エクスプレス ジャパン株式会社
CP本部SYM部M&R課 高野
Tel: 070-4841-0647
E-mail: ryoko.takano@one-line.com