「Monohakobi Techno Forum 2018」開催レポート

MTF-geometric4_long_upper_180

MTIでは、日頃よりお世話になっております皆様をお招きし、研究開発成果をご報告すべく、2018年11月
16日(金)、東京・砂防会館 別館にて、また、29日(木)には広島・国際会議場にて、第10回目となる講演会「Monohakobi Techno Forum 2018」を開催いたしました。

今回は「Digitalization(AI、IoT、ビッグデータ)」を基調テーマとし、東京会場では米国カーネギーメロン大学 ワイタカー冠全学教授の金出 武雄氏に特別講演をいただきました。広島会場でも本基調テーマに
沿った講演をおこないました。

当日は、多くの皆様にご来場いただき誠にありがとうございました。開催内容および講演資料につきまして、以下に掲載いたします。

「Monohakobi Techno Forum 2018」開会挨拶

「Monohakobi Techno Forum 2018」開会挨拶

Monohakobi Techno Forum 2018

東京会場

開会挨拶

代表取締役社長 田中 康夫

 

PDF Download (485KB)

 

IMG_4651-1_tanaka_600

基調講演 「実世界AIのすすめ」

カーネギーメロン大学 金出 武雄 ワイタカー冠全学教授

 

金出先生には、これまでのロボット、AI分野でのご自身の研究、開発のご経験から、実世界にインパクトを与える研究をするには?と言うテーマでご講演をいただきました。

具体的には、第35回スーパーボウルで採用された30台以上のロボットカメラで360度の視野の映像を撮影する「Eye Vision」システム、1995年に最初にアメリカ大陸を横断した自動運転車「Navlab 5」、ヘッドライトが雨に反射して見えづらいという問題を解消するため、プロジェクターを使ったスマートヘッドライトシステムの開発、1981年に発表されたMPEGなど動画像処理におけるもっとも基本的で広く使われているアルゴリズムであるLucas-Kanade法に関する論文の執筆時のエピソードなど、数多くの第一線の研究成果の内容を、面白おかしく、示唆に富む金出語録も交えながらご紹介頂きました。

そうしたお話を通して、「良い」研究や開発とは何か?それは社会にインパクトを与える研究である、
そうした研究や開発においては、素人発想、玄人実行が大事である。成功するアイディアは案外、単純・素直なものである。”専門的”「知識」が素直な発想の邪魔をする。ただし、そのアイディアを実現し問題を解決するには、やはり餅は餅屋で、しっかりとしたプロの専門家としての知見や技術が必要になる、
と言った考え方をご紹介されました。

最後には、「問題はあなたが解いてくれるのを待っている」と講演をまとめられ、実社会に役に立つAIの
研究や開発に取り組む技術者、研究者へのエールを送られました。

 

 

 

 

IMG_4680_kanade_up

IMG_4636_kanade_zoomout_800,426

 

「機関系ビッグデータ活用の現状と今後の展望」
 三村 雄一

 

PDF Download (2MB)

※講演時の資料から一部修正があります。

 

IMG_4635-1_mimura_600

「船舶IoTデータの有効活用を支える基盤技術」

 柴田 隼吾

 

PDF Download (1MB)

 

IMG_4658-1_shibata_600

「自動運航船への取り組み」

 沓名 弘二

 

PDF Download (2MB)

※講演時の資料から一部修正があります。

 

IMG_4639-1_kutsuna_600

「実船船尾流場計測とその設計への活用
 〜現状と今後の見通し〜」

 ジャパン マリンユナイテッド株式会社 
 設計本部 基本計画部 流力性能グループ 
 犬飼 泰彦 主査

 

PDF Download (2MB)

 

IMG_4706-1_inukai_600

「NYK Super Eco Ship 2030のレビューと
 今後の技術開発の方向性」

 米澤 挙志

 

PDF Download (1MB)

 

IMG_4723-1_yonezawa_600

「-YOKOHAMA LAB-
 大型三次元振動台を用いた動揺・振動・耐震試験の紹介」

 鈴木 伸

 

PDF Download (1MB)

 

IMG_4685-1_suzuki_600

「海事イノベーションにおけるデジタル化技術の役割」

 安藤 英幸

 

PDF Download (2MB)

 

IMG_4695-1_ando_600

 閉会挨拶

 常務取締役 岩野 淳一

 

PDF Download (480KB)

 

IMG_4670-1_iwano_600

広島会場

(東京会場と重複する項目については上記ご参照ください)
「世界ナンバーワンのドライバルク船隊 
 ~Digitalizationへの取り組み~」

 日本郵船株式会社 
 ドライバルク輸送品質グループ  
 川口 浩 グループ長

 

PDF Download (2MB)

 

IMG_0022_kawaguchi_600

「日本郵船における機関系ビッグデータの活用と事例紹介」

 日本郵船株式会社
 海務グループ ビッグデータ活用チーム 
 山田 省吾 チーム長

 

PDF Download (2MB)

 

IMG_0007_yamada_600

「LiVE for Shipmanagerの現在と今後の展望」

 三村 雄一

 

PDF Download (2MB)

※東京会場の資料とタイトル・内容の一部を変更しています。

 
「船舶IoTデータの有効活用を支える基盤技術

 渦潮電機株式会社
 イノベーション本部 ITイノベグループ 
 川崎 裕之 主幹

 

PDF Download (2MB)

 

IMG_0003_kawasaki_600

「自動運航船への取り組み」

 株式会社日本海洋科学 
 コンサルタントグループ 
 桑原 悟 部長・沓名 弘二

 

PDF Download (2MB)

※東京会場で沓名が発表の講演資料と同じものになります。

 

IMG_0018_kuwahara_600

関連リンク

Monohakobi Techno Forum 2018 開催案内へ

Monohakobi Techno Forum アーカイブ ページへ

お問い合わせ

お問い合わせは、こちらのメールフォームからご連絡ください。

MTF-geometric4_long_below_180